耐候性鋼板　VINCOR®（ヴィンテージコールテン）を溶接してみました。

こんにちは。

本日もVINCOR（ヴィンテージコールテン）の話題です。

今回は、現在頂いている表札の加工に伴い、溶接サンプルを作ってみました。

その前にまずは、レーザー切断で文字を抜いたサンプルのご紹介です。

板厚6mmのVINCORで「SA」の文字を抜いています。

下は通常の6mmの切断条件で抜いたもので、上が今回特別に設定した条件です。

一見変わらないように見えますが、切断面は上の特別に設定した条件の方が良いです。

これからVINCORはこの条件で切断していくことにしました。

そして溶接サンプルです。

同じく板厚6mmのVINCOに点付け溶接しただけですが、、、

やはり裏面に色が着いてしまいます。

折角のヴィンテージ模様が損なわれています。。。

ある程度予想できたのですが、実際やってみてよかったです。

VINCORは溶接不可、若しくは目立たない部分、隠れる部分で行わないといけません。

現在取り掛かっている表札も目立たない部分に溶接箇所を持ってくるように

設計を再考することにしました。

ということで、切断サンプル、溶接サンプルとサンプルが増えていくにつれ、

ノウハウが溜まり、お客様へのご説明の中身が濃くなってきています。

皆様も是非VINCORおよびCOR-TEN（コールテン）鋼にご興味を持って頂き、

お問い合わせいただければ幸いです。よろしくおねがいいたします。

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