三菱電機 ファイバレーザ加工機のご紹介

こんにちは、クマガイ特殊鋼です。

今回は、当社が運営する製造タイムズでも解説させていただいたファイバーレーザ加工機についてご紹介させていただきます。

製造タイムズ 「ファイバレーザの特長/原理/構成」

弊社では昨年度、三菱電機製のファイバレーザ加工機「ML3015GX-F80」を導入いたしました。

三菱電機製　ファイバーレーザー切断機を新設！！

1524mmｘ3048mm（5尺ｘ10尺）サイズの定尺材を加工できるテーブルを有しており、8kWの高出力発振器が搭載されております。軟鋼ですと25mmまで加工することが可能です。

また、自動ストッカーシステムも合わせて導入し夜間運転も可能となっており、15段パレットの棚が搭載されておりますので1524mmｘ3048mm（5尺ｘ10尺）材を最大15枚夜間加工することができます。

この三菱電機製のファイバレーザであらゆる特殊材の高品位加工や短納期対応を実現しております。

前置きが長くなりましたが、クマガイの現場で絶賛稼働中の三菱電機製最新ファイバレーザ加工機の特長とその活躍ぶりをご紹介いたします。

特長① 高品質加工

最初に挙げられる特徴は高い加工品質です。

特筆すべきは厚板で、テーパも少なく綺麗な面で高品位に加工することができております。

もちろん、導入の際には他社製品も検討したのですが、テーパや面品質など弊社の厳しい品質基準をクリアし、連続加工でも非常に安定していたことが三菱ファイバレーザ採用のポイントとなりました。

電炉材より加工が難しい高炉材(19mm)も安定して連続加工することが可能です。

また、この機種は世界で初めてレーザ加工機に「AI技術」を搭載しています。加工不良発生時のノズル診断や交換、加工好条件を自動調整する機能がついております。

特長② 主要パーツが全て自社製

二つ目の特長は、三菱電機のファイバレーザ加工機は主要パーツが全て自社製であるという点です。

NCから発振器に至るまで三菱電機製のため、加工機が何らかの異常で停止した場合などでも、サービススタッフ1名で全ての点検を一貫して対応することが可能です。

万一のトラブル対応も迅速で即日復旧ができるので、安心してお客様から仕事を受けることができます。

特長③ 操作性の良いNC

その他の特長としまして、操作性の良いNC（三菱電機製）が挙げられます。

操作画面がタッチパネルになっており、タブレットPCのような直観的な操作が可能です。また操作ボタンの配置もカスタマイズが可能なので、使いやすいように画面設定することで作業スピードの向上やミス抑制に繋がるのではと思います。レーザ初心者にも易しい加工機です。

また「MEL’S AR」という機能があります。加工機天井に設置しているカメラでテーブル上の画像を撮影し、NC画面に映し出すことで直観的な位置決め操作や材料へのネスティングが可能となります。余った端材の活用や、急な加工枚数の追加などにも対応でき重宝しております。

まとめ

以上、昨年度導入した三菱電機製ファイバレーザ加工機をご紹介させていただきました。

クマガイでは数十種類もの特殊材を取り扱っておりますが、このファイバレーザ加工機で日々新しい材質・板厚の加工をトライしております。

高速加工・安定加工を活かし、高品質な製品を短納期で対応しておりますので、是非お気軽にクマガイ特殊鋼株式会社へご相談ください。

鋼材選び、加工のプロとしてきめ細かいサポートをお約束します。

三菱電機ファイバーレーザ加工機 ML3015GX-F80

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